G.TWORKS Map Editor バージョン情報
バージョンアップの内訳は例ver3.17からのver3.32などのバージョンアップは無料になります。
V3からV4などのバージョンアップ時(別商品扱い)は有料となります。
G.TWORKS Map Editor V3 Ultimateの機能を使った操作方法の一例です。
Char型表示をご紹介!
通常INT16/32型表示を採用しておりますが
このChar型表示機能をを使うと
この様にECU品番を確認する事が出来ます。
unsigned機能を使ってみましょう。
通常、int型(整数)はsigned(符号付き)扱いなので
unsigned(符号なし)にチェックを入れておきます。
例としてこの様な表示のMAP(例はランサーEVO7)がある場合。
このMAPでunsignedのチェックを外すと
符号付き(signed)となり「+」「-」表示が可能になります。
通常「+」は表示しません。
IEEE754(floating-point number)「Float」とも呼ばれる
浮動小数点数の計算で最も広く採用されている標準規格です。
最近のマイコン(CPU)には(FPU)実装されており
自動車用マイコンも例外ではありません。
IEEE754(Float)表示でグラデーションを
MAX10000MIN10で指定すると
この通り回転軸がわかりやすくなります。
軸の数は18でしょう。
さらに回転数の前に負荷軸になりそうな数値が
グラデーションの数値をMAX2MIN0に指定すると
キレイなグラデーションになります。
軸の数は20です。
この負荷軸と回転軸の数が縦軸、横軸になるので
次はそのアドレスのまま通常のBYTE表示に戻して
グラデーションを自動にしてみてみましょう。
MAPらしき数値が並んでおります。
スタートアドレスをMAPの先頭に(F9キー)を押して変更、
横軸を(Alt+⇔キー)18〜20に変更してみると。
この様に横20行縦18行のMAPが出来ました。
この様に各機能を使う事により様々なMAPを
見つけることが出来ます。
まずは適当なデータを読み込んで、MAPを作成し
プロパティ画面で全データにチェックを入れ
IEEE754(BIG ENDIAN)
表示を選択してください。さらにグラデーション機能を手動にし
見やすいように最大値、最小値を指定します。
そしてスクロールしていくと右画面のような明らかに
何かを意味する数値が出てきます。
これをBYTE表示の16進数で表示すると、
このようになり非常に分かり難くなります。
IEEE754表示の検索機能でさらに
リミッター等も解析しやすくなります。
そしてさらにこの回転軸と思われる数値のアドレスを元に、
新にMAPを作成するとキレイに回転軸を表示出来ます。
さらに分かりやすいように同じアドレスでもう一つMAPを
作成します。それをBYTE表示してみましょう。
IEEE754は4BYTE(単精度)使うデータと言うのがよくわかりますね。
当然これを軸とするMAPも存在し負荷軸となる項目も存在します。
このように最新のECUはIEEE754「浮動小数点演算」を使用し各MAPや
それに関連する軸項目になっております。
G.TWORKS Map Editor V3 Professionalも同時にバージョンアップし
各車種専用MAP設定ファイルも進化していきます。
※G.TWORKS Map Editor V3 Ultimate/Professional
エクセル対応コピペにチェックを入れたままMAP同士で貼り付け(ペースト)をしないでください。
<例>点火MAP1がビットマスク処理されている状態で、エクセル対応コピペにチェックを入れ
点火MAP2などにペーストするとビット落ちしてしまいます。
エクセル対応コピペにチェックを入れてなければ何の問題もありません。
最新バージョン
●G.TWORKS Map Editor V3 Ultimate ver3.32
●G.TWORKS Map Editor V3 Professional ver3.32
.